20代後半から考える家事情 家の立地は持家賃貸以上に大切ではないか？

こんばんは。ぽんずです。

先日ふらっと旅行に出かけて

学生時代からの友人のもとを訪れていました。

お互いの近況や思い出話など、

とりとめのない話をだらだらとしながら

関西の待ちをぶらぶらと過ごす、気楽な旅行になりました。

その旅行のなかでの会話から

今後の自分のライフプランについて考えていく必要があるなと思わされた

内容を備忘録がてら振り返りたいと思います。

ずばりテーマは「家の立地はひと（子供）の成長に影響するのではないか」です。

私の現在の考えは、

「田舎に暮らすと将来の選択肢が狭まってしまう。」

「なるべく都市に近い場所に生活拠点は構えたい。」

という思いをもっています。

この考えは将来的には変わることもあると思いますが、

現在このように考える理由についてまとめていきたいと思います。

自分自身が田舎出身のため

私は地方都市の中でも田舎出身です。

「本物の田舎はそんなものじゃない」とか、

田舎都会の定義の話をしだすときりがないので、ここでは一旦棚上げします。

私が20年間を過ごす中で周囲と比較し、

「自分の実家は田舎と呼ばれる場所だな」という認識のもと

自分は田舎出身だと断定して話を進めていきたいと思います。

ちなみに田舎といってるのはどんな場所なのかというと、こんな感じ。

• 県庁所在地のある中心の市内からは電車で30分
• 最寄り駅までは車で15分
• 出身小学校の全校人数は100人未満
• 徒歩圏内には全国チェーンのコンビニなし
• 基本的に大人一人に車一台の車中心社会

大学で一人暮らしを始めるまで、

こういった環境で生活をしてきて

「将来的に実家に戻ってくることはないな」

という思いを強く持ちました。

行動範囲が広げにくい＝視野を広げにくいのではないか

 いろいろと田舎の特徴を挙げましたが、

私が田舎のマイナスだと考えている

一番のポイントは2番目の「最寄り駅までは車で15分」ということです。

 これは

「学生時代まで行動圏が小さくなる」ことを意味しています。

もちろん学生時代は自転車を駆使して

最寄りの駅まで移動することで、市の中心部まで行くことは可能です。

高校生になれば、原付に乗って行動範囲を広げることだってできます。

それでも都市部との「距離」、移動に必要な「時間」と「お金」は

どうしようもない障害として立ちはだかるのです。

この問題は、子供が自由に移動できる行動範囲を狭め

結果として、都会の子供と比べての情報格差や挑戦する対象が

限定されてしまうと思っています。

インターネットは全能ではない。検索するキーワードが必要

今の時代は地方であっても、インターネットが整備されてあれば

都会で行われている最新ニュースや、世界での出来事など

リアルタイムで受けとることは可能です。

便利な世の中になっていて、

今後も技術は少しずつでも確実に成長し、

10年後には全く想像もできない世界になっているかもしれません。

しかし、知識としてまったくゼロのものに出会うことは

依然として困難であるのではないかとも思います。

Googleを使うにしても、検索するきっかけとなる「キーワード」が必要です。

では、そのキーワードはどこで知りえるのかといえば、

本や普段接する人の常識などではないでしょうか。

リアルの書店が減っていく現状では、地方で多様な情報に触れるには限界もあり、

そもそも人が少ない田舎は、今後も人口が減少していく可能性が大いにあります。

知識を広げるきっかけとなる「キーワード」との出会いが

限定されることは、多様な価値観にであるチャンスが減ることにもなります。

なんだかんだで都会へのあこがれが強いだけかも

いろいろそれらしい理由を並べ立ててみましたが、

結局のところ

「都会のほうがいろいろあって便利じゃない？」

「遊ぶところもあって楽しそう」

とかっていうシンプルな理由が大きい気もしています。

楽しいものや、もちろん危険なことも多いかもしれないが

経験してみないことにはわからない。

特に、小さい時からそういう環境に身を置いてほしいという気持ちがあるので、

もし、子供ができたとすればきっと都会に暮らしの拠点を作りたいと思ってます。

世間では賃貸と持家どっちがお得？とか

一軒家とマンションどっちがいい？とか

損得の問題が話題にあがりがちだと思っています。

それでも、それ以前の家選びの基準として

田舎に住むか、都会に住むかという観点も非常に重要なポイントだと思うので、

一度冷静に考えてみてもいいと思います。

あなたは、生活の拠点を田舎に置きますか？

それとも都会に持ちますか？