【レビュー】こやまこいこさんの『次女ちゃん』 こやま家の世界観に癒されます
こんばんは。ぽんずです。
季節の変わり目だったりするせいか、なんだか体調が崩れがちな今日この頃です。体調の弱りから、メンタル面もなんとなくもやっとしてしまっています。
そんなときに癒してくれる本が、つい先日発売されて早速読んでみました。
その本がこちら。
『次女ちゃん』というタイトルの通り、作者のこやまこいこさんの次女ちゃんが主人公のエッセイです。次女ちゃんだけでなく、長女ちゃんも夫さんももちろん作者のこやま先生も登場してくる作品です。
3日ほどで読み終えましたが、また繰り返し読みたくなる素敵な本だったのでご紹介させていただきます。
『次女ちゃん』の魅力
次女の「にこちゃん」の世界観が素敵
主人公の「にこちゃん」の持つ感覚や、世界観が私にとってはどこか不思議でそして魅力的なんです。中には言い間違えだったり、ふとした感性だったりとしたものが描かれているのですが、その間違え方もくすっと笑えたり、時にはっとさせられたりのんびり読み続けていたくなる作品でした。
こやま先生の漫画の雰囲気にほっこり
もちろん主人公の「にこちゃん」の感性も素敵なのですが、こやま家全体の雰囲気がまったりとしているのか、漫画に描かれている様子を見ているとほんとうにほっこりしてしまいます。私にはまだ子供はいないのですが、もし子供が生まれて家族が増えたとしたらこんな家族に憧れるなと思ったりもしました。
子供たちのふとした発言や行動を、漫画にしているこやま先生の着眼点だったり、雰囲気を再現している漫画のテンポなんかもこの作品の魅力だと思っています。子供たちのことを観察というか、しっかりとみているからこそ、この漫画は描けているのだろうなと思うと、作品の裏側のこやま家の様子もなんとなーく思い浮かべられたり…。
こやま先生のオススメ過去作品
以前にもこやま先生の作品は読んでいて、そのときも何となくもやっとしていた気分がいい感じに晴れたので、今回もちょっぴり期待していたのです。
前回の作品『スキップするように生きていきたい』のレビューはこちらをどうぞ。
『次女ちゃん』は物語というよりも、日常を切り取ったエッセイなのですが、ふとしたときに読み返したくなる私にとっての癒し漫画でした。
仕事で忙しくなった時に、ついつい余裕がなくなっている時に、妻と喧嘩してしまってもやもやする時に、私をちょっぴり癒して元気づけてくれる本になるのだと思います。
皆さんも書店で見かけたら、ぜひ手に取って読んでみてくださいね。
